2007年11月6日(火曜日)
We are very excited to see the launch of Dinastia. It is such an innovative project! We hope that the themes it introduces will spread widely in the gaming industry.
訳) ダイナスティアの出現はエキサイティングだ。 なんて革新的なプロジェクトだろう! ダイナスティアの紹介するテーマが、ゲーム産業界で広く広まることを願っている。
Associate Professor Department of Telecommunications Indiana University インディアナ大学 テレコミュニケーション学部 准教授 Edward Castronova エドワード・カストロノヴァ
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photograph by Hirosi Yamaguchi
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Edward Castronova 経済学者
インディアナ大学テレコミュニケーション学部准教授。 仮想世界経済学の第一人者で、世界的権威。
・1991年ウィスコンシン大学で経済学の博士号を取得 ・2001年オンラインゲームの経済についての研究論文 「仮想世界:市場とサイバーフロンティアの社会の直接取引」 を発表して世界に衝撃を与える。 ・2004年秋インディアナ大学テレコミュニケーション学部准教授就任 「Synthetic Worlds Initiative」ディレクター
2005年に発行された『Synthetic Worlds: The Business and Cultureof Online Games』 (『合成世界: オンラインゲームのビジネスと文化』)は、現代のオンラインゲームに関するもっとも重要な書籍として高い評価を受けている。
【著作】 『Exodus to the Virtual World: How Online Games Will Change Reality』 Palgrave/MacMillan. Forthcoming December 2007. 『Synthetic Worlds: The Business and Culture of Online Games』 (『合成世界: オンラインゲームのビジネスと文化』) University of Chicago Press. 2005.
ホームページ http://mypage.iu.edu/~castro/
※本プロフィールは、先生のHPおよび下記記事から引用して作成しました http://www.igda.jp/modules/news/article.php?storyid=1154
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推薦のおことばをお寄せくださった方々(50音順)
2006年11月18日(土曜日)
ゲームの中でどうして人は他人を傷つけてまで、追い落としてまで自分の優位を主張したり、利益を追求したりするのでしょう。
そんなことをすれば最後に傷つくのは自分に決まっているのに、ひとりぼっちになるのは自分に決まっているのに……
石山さんはそんなゲームの世界をくつがえす、癒しの世界を展開しています。
人が他人を思いやる気持ちを失ってしまったら、この世は滅びてしまうのではないでしょうか。
ゲームの中で使われている武器の対極にあるものは何でしょうねという話をしたとき、石山さんはアートだと思いますと答えられました。 桃木さんは育てるということではないかと言われました。
ああ、ほんとうにそうだな……とその会話が心に残りました。
破壊の対極にあるものは創造、死の対極にあるものは生。
お二人が目指しているものは、命を育む暖かいひたすらな肯定の世界なのだと思います。
この殺伐としたゲームの世界にダイナスティアのような奇跡が泉のように湧き出していることは、ほんとうに救われる思いがします。 今後大きな奔流となっていかれますよう楽しみにしています。
若月まり子
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若月まり子 プロフィール
人形作家。
1982年エコール・ド・シモンにて四谷シモンに人形制作を学ぶ。 1983年、現在のエルフィン・フローリーの元となる小型の妖精人形を制作。 1989年アトリエ・ラ・リュンヌから、オリジナルデザインによる小型の妖精人形〈エルフィン・フローリー〉シリーズを発表。同時にオルゴールの三協商事から、中型の妖精人形〈ミルティス〉シリーズの発表と海外向けBOX型オルゴールのイラストおよびデザインをリリース。 1993年長野県松本市で開催された「信州博覧会」三協精機館にてオートマタ(自動人形)の妖精人形を多数用いたジオラマ〈森の妖精〉を制作出品。この作品は長野県下諏訪・諏訪湖オルゴール博物館─奏鳴館に2005年6月末まで収蔵され展示されていたが、現在は展示終了している。 1994年福島県金山町・金山町立井村君江妖精美術館に〈ティターニア〉ほか妖精人形を収蔵。 1996年セキグチから妖精人形〈フェアリー・トロン〉を発表。 1997年岡山県倉敷市・倉敷チボリ公園のオルゴールハウスに依頼され、オートマタ〈人魚姫〉制作。この〈人魚姫〉は現在、倉敷アイビースクエア内オルゴールミュゼ・メタセコイアに収蔵、展示されている。 1998年2月東京・大丸、大丸ミュージアムにて開かれた「妖精の世界展」に90体におよぶ妖精人形で構成したジオラマ〈夏の夜の夢〉と等身大球体関節による桐塑・石塑人形の〈廃墟の庭園の妖精〉の2点の作品を制作出品。ジオラマ作品〈夏の夜の夢〉は現在、諏訪湖オルゴール博物館・奏鳴館にて収蔵・展示されている。 2000年夏に小型の〈ミディ・エルフィン〉シリーズを発表。 2001年秋〈和風花の妖精人形〉をリニューアルして発表。 2002年春、中型の妖精人形〈エルピス〉フェアリー・シリーズを発表。同年夏、中型の妖精人形〈フィオナ〉シリーズを発表。また同年秋に和風花の妖精人形[キャラクタ]シリーズの第1弾として〈かぐや姫〉と〈ミディ・エンジェル〉シリーズを発表。 2003年1月に〈ベビー・エルフィン〉シリーズ、〈ベビー・エンジェル〉シリーズを発表。同年9月に〈エルフィン・ロマネスク〉シリーズを発表。
現在、作品制作のほかに妖精画の制作など多面的に活動を展開中。
オフィシャル・ウェブサイト:アトリエ ラ・リュンヌ「クロニクル」
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推薦のおことばをお寄せくださった方々(50音順)
2006年10月24日(火曜日)
映像に関わる者として、いつも心を痛め、悩むことは、過度な闘争と暴力、 邪悪で陰湿なシーンがどのような影響を子供達に与えてしまうか・・・です。 視聴率という呪縛に、良識のレベルを超えることが少なくありません。
心に・・・命に・・・気持ちのいい仕事がしたい・・・ 私は映像の世界で微力ながら挑戦を続けています。
数年前、その最中に「女神幻想ダイナスティア」のみなさんの崇高な志に出逢いました。 入り口は違うものの、同じ山を登っている同志であるのだと嬉しく思ったことを 覚えています。 今、全国高校生映画・アニメ・音楽甲子園主催の理事でもある自分に課せられた 彼らへの責任は、単にイベントを成功させるだけのものではありません。 子供から大人へ変わる繊細で、もっとも重要な時期である全国の高校生たちに、 私たちが出来ること、それはエンターテイメントを通して子供達の邪気のない 豊かな心を育むためになにができるか・・・です。
女性の優しさは命の根源です。 「女神幻想ダイナスティア」のみなさんの志とご活動が、 ますます世界に満ちていきますことを祈願しています。
越後啓子 映画制作会社楽映舎 企画プロデューサー NPO法人学校マルチメディアネットワーク支援センター理事
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■プロフィール 2005年11月 映画制作会社 楽映舎に移籍。 さらに活動幅を広げ、これまでの概念を覆す映画制作法を次々展開。 「映画制作は期間限定型パートナーシップマネジメント」「地域巻き込み法は、 地域色を尊重するため二度と同じ手法はない」とビジネス・地域活性の分野でも注目され 全国での講演活動も意欲的に行なっている。 また、全国高校映画甲子園も今年からスタート。 映像の魅力を通じて、子供達の教育環境改善を図りたいという強い願いを持つ。
■主な文化活動 財団法人地域活性化センター公認講師 イベントプロデュース集団「VAMOS」顧問 電子出版サイト「e-book land」選考審査委員 学校教育改革審議会審議委員(教育庁) 慶應大学・福島大学・精華大学 他 ゲスト講師 など
■受賞歴・掲載関連書など 2005日経地域情報化大賞・「日経MJ賞」受賞 ・掲載関連書 「夢を仕事にかえた女性たちの成功法則」傍島恵子著・メディアテック出版 「パートナーシップマネジメント」橋口寛著・ゴマブックス出版 「次世代の日本をつなぐ6人・直感・挑戦・実行が時代を革える!」出版予定
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推薦のおことばをお寄せくださった方々(50音順)
2006年7月24日(月曜日)
本来ゲームとは遊び心を刺激し、人間が持っている無限の素晴らしい想像力を育むことが目的に作られているものだと思います。ゲームが子供のためのものでも、大人のためのものでも、オンラインであろうと、その目的は同じはずです。無益に戦い、何か戦利品を手にする勝者と、それを手にできない敗者を作ることが真の目的ではないと考えたいです。
それにより心が真の楽しさを感じ、考えることを促し、人間の心の「真、美、善」なる部分がさらに開花し、好奇心、優しさ、思いやりが広がっていく手助けとなるものであってほしいと願います。
「ダイナスティア」を運営するシークレットガーデンの皆様が、3周年を迎えて、次なるステップへ向かう今、ゲームの根底にある「愛」をますますゲームを通して広げていってほしいと心から願っております。
(有)ヤザワ インターナショナル 代表取締役 矢澤 フレイ 伸恵
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矢澤 フレイ 伸恵(やざわ ふれい のぶえ) セラピスト
全米催眠療法協会認定インストラクター 全米NLP協会認定トレーナー タイムラインセラピー認定トレーナー 2003年 社会文化功労賞受賞
(有)ヤザワ インターナショナル 代表取締役
英語、経済学を学ぶ。 外資系航空会社、英語講師、通訳、外資系金融機関の金融ウーマンなど様々な職業を経験し、(有)ヤザワ インターナショナルを設立、ヒプノセラピーに出会い、 セラピストとしての活動を始める。 またNLP、タイムラインセラピーを学び、トレーナーとして、ビジネスコーチング/ パフォーマンスコンサルティングの専門家として、より幅広く深い知識の習得と豊富な臨床経験を重ねている。
ヨルダン人と結婚、ヨルダンに住んでいたが、夫が飛行機事故で亡くなりその時から、「人は一体何のために生まれてくるのか、生きる目的は何なのか」の質問の答えを探し続けてきた。 様々な人生体験、海外生活、子育て、ビジネスの世界での様々な経験、そして5歳から70歳までの男女に対する豊富なセラピーの臨床体験、カウンセリング、コーチング、コンサルティングを通じ、クライアントの中にある素晴らしい力を引き出すことに尽力。 一人一人の持っている個性が輝くことを心から願いながらセッション・セミナー・トレーニングを行っている。
現在アメリカの大学のPh.Dプログラムで勉強中。 ヨガを18年ぐらいやっている。
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推薦のおことばをお寄せくださった方々(50音順)
2006年7月21日(金曜日)
I am not very aware of the world of games on the Internet, but for women to take the initiative in this world of Dynastia, I believe this matches the vision of peace led by women in the 21st century. ゲームの世界に余り馴染がないのですが、女性が統治する女神幻想ダイナスティアは21世紀に相応しい平和のビジョンです。
I hope you will have a wider number of fans and more success each year! 沢山のファンが誕生し、毎年素晴らしい成功と発展をお祈り申し上げます。
NPO GEWEL (Global Enhancement of Women’s Executive Leadership) Vice President Ann Sado NPO法人 GEWEL(ジュエル) 副代表理事 佐渡アン
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佐渡 アン(さど あん) マーケティング・コンサルタント
NPO法人 GEWEL 副代表理事
1970年、オクシデンタル大学比較文学部卒業。日系三世。日本へ留学し、早稲田語学研究所で日本語を習得。1980年に早稲田大学院文学部演劇科より修士課程を修了。
クリエイティブディレクターとして、コカコーラジャパンのボトラーコンベンションをプロデュースしたアースガイドジャパン(株)でマルチメディアスクリーンエンジニアリング及びプレゼンテーションに従事。化粧品業界でマーケティング部長として、アラミス事業部及び商品企画開発部長としてランコム、アンスティテュート・ド・ボーテとヘレナ・ルビンスタイン・ブランドを歴任。
1987年にドイツ銀行の傘下の経営コンサルティング会社、ファウベルアンドパートナーズ(後ローランド・ベルガーアンドパートナーズに社名変更)でコンサルタントとして活躍後、リーボックジャパン(株)のアパレル事業部を立ち上げ、本部長として1994年まで事業を拡大。 1994年秋にファミリービジネスである銀座書廊がオープンし、アドバイザーに就任。翌1995年A TO Z Sado Enterprises Ltd.を設立。コンサルティング活動をマーケティングとPRに絞る。 1998年より個人出版を目的とするレガシメモワールズをアメリカより導入、六本木センターを設立した。口述伝記及び回想録、回想文集の家族歴史を遺産として残す大事な取り組みを開始。人生のハイライトや夢をインタビュー術で引き出し、CDや小冊子の制作及びペットメモワールもメニューに加わる。ブレークスルーセミナーズ(有)傘下で2004年よりインタビュー術養成講座も開発、開始。その他、日英専門の翻訳、編集、リライト及び日英のテープ起こしのサービスも加わる。 2004年より本格的に世界で一躍有名になった「心のチキンスープ」著者、ジャック・キャンフィールド氏の「STAR: Success Through Action & Responsibility」ワークショップの導入を手伝い、より多くの人々が夢や豊かな人生を実現出来る橋渡しを計る。 非営利ではNPO法人GEWEL(ジュエル)を立ち上げ、副代表理事に就任。企業や非営利団体での経験豊かな女性理事数名で、女性のためのグローバル・エグゼクティブ・リーダーシップのトレーニングを開始。 2005年より、米国のダイバーシティ専門コンサルタント会社、K. Iwata Associates Inc.と提携し、本格的にダイバーシティ・コンサルティング・トレーニングを導入。またオーストラリアのOrijen Pty Ltd.のメンター認定を受けている。
その他日本オーラル・ヒストリー学会の会計担当、トーストマスターズインターナショナル76地区キーフォース・トーストマスターズ・クラブ設立(1999)、ゾンタ・インターナショナル26地区東京IIIゾンタクラブ設立(2001)、および、アジア・パシフィック・アメリカン・ウィメンズ・リーダーシップ・インスティテュート、国際文化会館、東商女性会等の会員として活動。 さまざまな外資系企業のウィメンズネットワークでの講演も増えている。
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推薦のおことばをお寄せくださった方々(50音順)
2006年7月19日(水曜日)
「女神幻想ダイナスティア」関係者の皆様
やっと時代が追いついてきたみたいですね! いわゆる普通のオンラインゲームを運営する側にしてみると、 本音を言えばダイナスティアの成功はとても怖いんです。 ヤラレターって感じで。 でも石山さんが、 「ウチはみんな毎日16時間くらい働いているから(^^」 なんてサラっと言うもんだから、あせりつつも応援したく なっちゃいます。 人と人とが繋がることの素晴らしさを気づかせてくれるこの 優しさにあふれた世界がどこまで広がっていくのか、 これからも興味津々なのです。
株式会社ガマニアデジタルエンターテインメント プロジェクト推進本部第3G マネージャー 長谷純倫
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推薦のおことばをお寄せくださった方々(50音順)
2006年6月22日(木曜日)
聖乙女の皆さま、こんにちは。柴崎るり子です。
ゲームというと、戦ってばかりであまりいいイメージを持ってなかったのですが、こういうのもあるんだーと初めて知りました。 今、失われてしまっている真実をとり戻しに行く、そんな気がします。 この世界は、みんなの意識によって創り上げられているといいますが、ダイナスティアの世界で、やさしい気持ちをたくさん使ったら、日常の世界に反映されていくのでしょうね!
これからこの世界(ダイナスティアも日常の世界も)が、どんなふうに展開していくのか、とっても楽しみです。
柴崎 るり子
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柴崎るり子(しばざき るりこ) イラストレーター・絵本作家
95年より広告・書籍等イラストレーションの仕事に携わる。 99年心の世界に関心を持ち、ヒプノセラピスト今西まゆみ氏に師事。 同年カウンセラー衛藤信之氏の講座(メンタルヘルス協会)を修了。 「こどもたちの心を豊かに育てる」が活動のテーマのひとつとなる。 2000年より 志茂田景樹氏の読み聞かせ絵本を多数制作。 2002年 地域通過レインボーリング主宰のあべよしひろ氏と共に子どもにもわかる地域通貨の本を出版。 同氏と共に川崎市のコミュニティカフェ「オーガニックライフ&カフェ アリエルダイナー」のプロデュースに関わる。
■公式ホームページ 「p.p.p. creche」 http://www.creche.jp/index.html
◆主な作品 100人の村は楽園だった(さんが出版) 大きな森のおばあちゃん(明窓出版) ぞうのこどもがみたゆめ (KIBA BOOK) など多数
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ter>推薦のおことばをお寄せくださった方々(50音順)
2006年3月23日(木曜日)
湯川れい子です。
ネガティヴなネットエンターテイメントと、悪意に満ちたネットコミュニケーションに、オーバーではなく日本の未来を心配していた身としては、 とても素敵なオンラインゲームのお知らせでした。
どうぞこれからも、子供たちの感性の発達や、我われ大人の日常の中での心のケアなど、弱者に優しい社会作りに、ぜひとも役立つお仕事を続けて いただけたらと思います。
がんばって下さい。
レインボウ・ネットワーク 湯川れい子
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湯川 れい子(ゆかわ れいこ)
音楽評論家・作詞家。 湯川れい子音楽事務所『オフィス・レインボウ』
東京都目黒で生まれ、山形県米沢で育つ。 昭和35年、ジャズ専門誌 『スウィング・ジャーナル』 への投稿が認められ、ジャズ評論家としてデビュー。 17年間続いた『全米TOP40』を始めとするラジオのDJを数多くつとめ、早くからエルヴィス・プレスリーやビートルズを日本に広めるなど、独自の視点によるポップスの評論・解説を手がける。 作詞家活動では『ランナウェイ』『六本木心中』『恋におちて』 などメガヒット曲多数。 「FNS歌謡祭音楽大賞最優秀作詞賞」はじめ、各レコード会社のプラチナ・ディスク、ゴールド・ディスクを数多く受賞。 最近では、NHK放映の手塚治虫アニメ『火の鳥』 のエンディング・テーマ(タイトル:火の鳥・唄:中島美嘉)などが話題となった。 2004年10月、聖路加国際病院名誉院長・理事長の日野原重明氏と共に、初の対談集 『音楽力』 (海竜社)を出版。音楽が持つ根源的な力を医学、精神、芸術等様々な角度から分析し、分かりやすく解いて、好評を博す。既に四版を重ねている。 2005年12月には、音楽評論家生活45年、作詞家生活40年を記念して、「湯川れい子のロック50年」(株式会社シンコーミュージック・エンタテインメント)を出版。
<主な文化活動> 日本音楽著作権協会(JASRAC) 評議員・理事・会長代行 日本作詩家協会 理事・副会長 日本音楽療法学会 評議員 日本レコード大賞 制定委員 文部科学省中央教育審議会委員 環境省中央環境審議会 臨時委員 文化庁芸術選奨 審査員 他多数
< 主な番組出演 > 日本テレビ『ザ・ワイド』(週1回〜2回・14:00〜16:00) >
color=#990000>< レギュラー執筆誌 > スポーツ報知『洋楽エトセトラ』(報知新聞社) 東京新聞『言いたい放談』 オリジナルコンフィデンス『音楽の旅』(オリコン) 婦人公論(中央公論新社) ELVIS JAPAN(Elvis Presley専門誌) THE ELVIS(Elvis Presley専門誌)> |
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推薦のおことばをお寄せくださった方々(50音順)
2006年3月22日(水曜日)
「価値とコミュニケーションの天秤」
よく「無人島に一つだけ何かを持っていけるとしたら、あなたは何を持っていきますか?」というような心理テストみたいなものがあったりする。そういう極限状態においては、貨幣もその価値を持たないし、無人島がどういう環境かというような情報も無いので、そこでの生活に対処的に必要となるモノをあらかじめ予測して持っていくことも不可能だろう。何を持っていこうかと頭の中でグルグル考えていくと、なんだか「無人島ならば、話相手が欲しいなぁ、携帯電話でも持って行くか……。え?電波届かない場所なの?うーん、人間は持っていけないしなぁ」なんてことを思いついたりする。 人間はコミュニケーションが欲しくてたまらない動物の一種なんです。 MMORPGというゲームジャンルは、「ゲーム性よりもコミュニティ性」と言われたりする。しかしながら、現実世界の模倣(貨幣や物質的価値の導入)をすればするほど、そこに発生するコミュニティは「見る者、見られる者」という二者間のやりとりを延々と繋ぎとめることで日が暮れる「なんか疲れるコミュニティ」になっていく。それは、本来の「価値」というものが持つ力が、単に「見せるという使途しかない奇妙なモノ」へと変貌しているからだ。 もちろん、その中で心の通い合いを望むことはできる。けれど相手がそれを望んでいるかは、ちょっと難しい。
『ダイナスティア』について言えば、ゲームシステム的に「なんか疲れるコミュニティ」に真っ向から勝負を挑んでいる稀有なコンテンツだと思う。なにも気負わずにこの世界に入ることを許してくれている。 そして、「価値」ということについて、現実世界の劣化した模倣ではなく、プレイヤーキャラクターの立ち居振る舞いであるとか、人への心遣いであるとか、そういった「目に見えずしかし心に刻まれる」ものに重きを置いている。
人がロールプレイせざるを得ない世界観という点では、『ダイナスティア』は名実ともにMMORPGなのだと思う。しかし、そこで培われる人と人との関わり方=コミュニケーションは、いつしかロールプレイの範疇を超えて、プレイヤー同士の心を通わせるきっかけとなっているのだ。 正直のところ、流行りのゲームのような3Dでグリングリン動いてエフェクトバリバリの映像が期待できるゲームではないわけだが、コミュニティ要素という点では、それらを補って余りある経験ができるのではないか(誉めすぎすか!そうですか!)。 自分にとっても、オンラインゲームにおけるプレイヤー同士のコミュニケーションについては、自らコンテンツを開発運営するという立場で始終頭を悩ませるべき部分であるし、『ダイナスティア』を運営するシークレットガーデンさんにとっても、(ダイナスティアだからこそ)永遠の課題となっている部分だと思う。 まあ、そんなことを考えつつ、率直に2周年おめでとうございます! そして今後も人の心に行き渡るコミュニティを提供し続けてください!
株式会社ハイファイブ・エンターテインメント 代表取締役 澤 紫臣
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澤 紫臣(さわ しおん)
ハイファイブ・エンターテインメント 代表取締役 1976年生まれ。青山学院大学卒。
5歳ころから父親の影響でPC-8001のBASICを使い始めたのをきっかけに、ゲームのプログラミングに興味を持ち、オタク心が萌芽。 学生時代、研究課題の設定に詰まっていたところ、IBMの展示会でインターネット(Gopher)に触れ、その可能性に衝撃を受け、インターネット上でゲームの姿をした教育ソリューションの可能性について研究を始める。 大学卒業後、ゲームとインターネットソリューションの融合を目指し、独自の企画案でグループウェアやビデオチャット会議システム等の企画・プロデュースを行う傍ら、コンサルタント業に従事。 2003年、ひょんなことから『シールオンライン』事業に関わることになり、ゲーム運営において、エンターテインメント性とコミュニケーション性を中心にした運営形態を推進。 株式会社 KESPI代表取締役となり、シールオンラインの商用化、ドラゴンラージャの商用化ほか、各種コラボレーションプロジェクト(モバイル版、カードゲーム版)などを立ち上げる。 KESPI代表を退任後、新たなオンラインエンターテインメント事業を推進するため、2006年2月にハイファイブ・エンターテインメントを設立。 空いた時間があれば携帯ゲーム機で何かしらプレイしているゲーム脳第一世代の30歳。 現在、「ネトゲナウブログ(http://netogenow.seesaa.net/)」を執筆中。
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推薦のおことばをお寄せくださった方々(50音順)
2006年3月18日(土曜日)
戦闘や貨幣のないMMOは、大きな試みだと思います。オンラインゲームは、私達人間がつくりだす理想の世界。現実世界では自然環境などの制約があって不可能のことも、ここでは可能になる。私達の思うように作り出すことができる世界です。すると、オンラインゲームの世界観はこの時代の人々の願望を写す鏡ともいえます。
オンラインゲームは「ゲーム」であることから、スリル満点の戦闘による演出が必要なのかもしれません。その反面、オンラインゲームは、人の温かさを知るコミュニティでもあります。ワクワクドキドキの「ゲーム性」と「友達との交流」とのバランスが、オンラインゲームの面白さを左右します。
私達は何にドキドキして楽しいと思うのでしょうか。モンスターとの戦闘や友達との競争もその一つでしょう。でも、すべて戦闘物語である必要はありません。戦わなくても競争しなくても楽しい世界、それが本当の理想郷なのかもしれません。ダイナスティアの世界観に共感した聖乙女様が多く集まることは、MMOの世界観、ひいてはバーチャルワールドの世界観に変化をもたらします。新しいエンターテインメントの誕生です。
オンラインゲームを含めて、エンターテインメント産業はこれからますます重要なものになるでしょう。しかし、人を楽しませるということは、大変な努力と鋭い洞察が必要です。私も微力ながら、応援させていただきたいと思います。
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野島 美保(のじま みほ) プロフィール
1971年生 東京大学経済学部卒業。朝日監査法人(現あずさ監査法人)を経て、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。成蹊大学経済学部助教授(現在)。 オンラインショッピング・オンラインゲームなど、インターネット上の消費者行動やバーチャルワールドに関する研究を行っている。 著書に「企業経営入門(多賀出版・共著)」「電子商取引:電子商取引促進のための条件(新世社・共著)」など ホームページ 「Nojima’s Lab」 http://sun.econ.seikei.ac.jp/~mnojima/index.html
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推薦のおことばをお寄せくださった方々(50音順)
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