分科会では、「オンラインゲーム」というものをひとつの「社会」ととらえることで生まれる、インターネット時代における新しい心理学、新しい社会学の提案をいたしました。
またこの新しい学問は、きたるべきブロードバンド時代に不可欠であり、これから積極的に研究されていく分野になる、そして、人と人とがバーチャルな世界でコミュニケーションをする「オンラインゲーム」は、単なる「ゲーム」としてではなく、オンラインコミュ二ティ、オンライン社会のさきがけとなっていく、ということを、会場の皆さまに熱く語りました。

これまでにない新しい切り口からの社会学、心理学研究の提案にたいへんご注目をいただき、講演は大好評でございました。

ネガティブな部分が強調されがちなインターネットですが、インターネットが持つ「人と人とがつながるすばらしさ」を生かすためには、技術面だけでなく、もっとさまざまな分野からインターネットの可能性について研究されることが望まれます。

ダイナスティアでの試みがこうした研究のお役にたてるならば、私たちも望外の喜びです。