【　大　　　賞　】

デザイナー
聖乙女　イル マリエ さま

「日の巫女＆月の舞姫」

セルチェ「なんと！　まあ神々しいばかりに美しい、斬新な、
　お衣裳ですこと！」
イカル「ふむ。目にもあでやか、衣擦れもにおやか。
　まこと、ありがたく、素晴らしい。この衣裳をまとった
　清廉の巫女に、体術演武でも願いたいものよ」
セルチェ「…巫女と舞姫で、どうして体術演武になるんですか？」
イカル「よいではないか。
　一瞬の蹴りに映える乙女の白肌。さぞ美しかろうよ。
　はっはっはっ！」
セルチェ「………（ほんとうによいのだろうか、これで………）」

【　乙女の愛とスマイル賞　】

デザイナー
聖乙女　ミルキー ことは　さま

「日傘と手袋のセット」

ウメ・モモ・サクラ「ご覧くださいませ、アルストロメリアお姉さま！
　なんて上品で美しいパラソルのセットでしょう！」
アルストロメリア「まあ、ほんとうね」
ウメ「秋とはいえ、まだまだ日差しが強い日も多いですし」
モモ「日よけは乙女のジョーシキですわ」
サクラ「お姉さまがこのパラソルと手袋をお身にお付けになって、
　秋の散歩道を歩かれたら、きっとお似合いですわぁ〜」
アルストロメリア「たしかに、素敵な気分でお散歩できそう」
ウメ・モモ・サクラ「わたくしたちもおそろいのパラソルで
　お供させていただきますわ！」

【　乙女のラブリー友情賞　】

デザイナー
聖乙女　きゃらめる　さま

「リボンシューズ」

ジャスミン「まあっ。なんてかわいらしい靴なんでしょう！
　おリボンで、足首を結んで、おともだちと、おそろいにも
　できるのね！　すてき！　あなたも、すてきと、思うでしょう？」
アンバー「そうじゃな」
ジャスミン「あっ。そういえば、はじめまして、ですわよね？
　あなたは、えーと……」
アンバー「アンバーじゃ」
ジャスミン「アンバーさん、こんにちは。　わたくしは…」
アンバー「シャムロックのジャスミン王女であろう。
　その顔は知っている」
ジャスミン「えっ？わたくしの顔を、ごぞんじだなんて、
　あなたは、いったい…」」
アンバー「いまは、名のみのアンバーじゃ。
　いずれ、また会うこともあろう。
　めぐりあいの記念に、靴でもおそろいにしようか」
ジャスミン「そうですわね♪　おともだちになった、記念に！」

【　乙女の愛とキズナ賞　】

デザイナー
聖乙女
リシェルレイシア フォンティール さま

「心の扉の錠前」

チューリップ「ああ、我がカップリングの相手たる白皙の賢者
　プラタナスよ！　この錠前の鍵を君に預けられぬ私を、
　どうか不実だと責めないでくれたまえ……」
プラタナス「ほう」
チューリップ「我がカップリングの正式の相手は、誓って
　君ひとりだけだ！　しかし私の心の錠前を解く鍵は、
　御名をも憚る高貴の御方に、すでに捧げつくしている……！」
プラタナス「ほう」※すたすたと歩き去る。
チューリップ「ああっ！　白皙の賢者！　待ちたまえ！
　我々は正式のカップリングなのだから君がそこで
　涙ぐむとか怒るとかなんかリアクションをしてくれないと！
　待ってくれたまえぇぇぇぇい」

【乙女のハート・トゥ・ハート賞】

デザイナー
聖乙女　りんどう あざみ　さま

「ハートの糸電話」

ラリマー「ああ、糸電話！　懐かしいですね」
ペリドット「おまえもやったことあんのか？　糸電話の実験」
ラリマー「はい。幼いころ、おうきゅ……いや、家で……。
　使用人に手伝ってもらって、実験したことを覚えています。
　窓を通して、向かいの棟からでも、声が届いて、楽しかったですね。
　実験の途中で、使用人が忙しくなってしまったみたいで、
　いきなり、声がしなくなったときは、驚きましたが……」
ペリドット「ふうん。じゃ、今度、この糸電話使って、
　俺んちとおまえんちの窓で、また実験してみるか？」
ラリマー「えっ？」
ペリドット「途中で寝たら、カンベンな」
ラリマー「……は、はい」

【　乙女の連理比翼賞　】

デザイナー
聖乙女　月ノ宮 ルナ　さま

「黒い羽　白い羽」

ベリル「なになに、この羽、チョー可愛いじゃん！」
アレキサンドラ「あら、まあ、ほんと！」
ベリル「おそろいでもらってかない？　あ、アタシ、白いほうね」
アレキサンドラ「えええええっ？！あなたが黒じゃないの？」
ベリル「んー、ほらアタシってイノセント系の美人だからさあ、
　黒い羽、イマイチ似合わないんだよね。
　あんたなら人生経験積んでそうに見えるし、大丈夫！」
アレキサンドラ「そ…そう……？」

【　乙女の愛となごみ賞　】

デザイナー
聖乙女　カズキ　さま

「ねむりにゃんこの
　　　ペアアップリケ」

ヘリオドール「わわわっ。ジャスパーさん、見てくださいよ！
　猫のアップリケですよ！かわいいー！
　ほらほら、二匹の猫の模様、あわせると、ハート型になるんですよ！
　どうしよう、ほんとにかわいい！」
ジャスパー「ああ、たしかに。これはかわいいな。
　うちで仕入れたら、売れるかな」
ヘリオドール「売れます！絶対売れますよ！
　少なくとも、僕が必ずひとつは買うし」
ジャスパー「おまえには、買ってやるよ」
ヘリオドール「ダメですっ。ジャスパーさんは僕を甘やかしすぎですよっ」
ジャスパー「そうか？（なんで怒るんだ…）」

【　乙女の愛とモード賞　】

デザイナー
聖乙女　ルシア ジェラルド　さま

「重ね着シンメトリー」

マザーワート「まあ〜。このドレスは、組み合わせで、
　いろんな装いができるのね。
　なんていい工夫なんでしょう！　素敵ね、レイブニス先生」
レイブニス「そうじゃなあ。素敵じゃのう〜」
マザーワート「裾が思いっきり短いのもいいわ。動きやすいし、
　かわいいですわよね」
レイブニス「そうじゃなあ。かわいいのう〜」
マザーワート「わたくし、試着してみようかしら」
レイブニス「うほっ？マザーワート、
　数十年ぶりのミニスカ復帰かや」
マザーワート「もちろん、レイブニス先生もごいっしょに」
レイブニス「ワシも着るのかっ！？
　（でもちょっとミニスカがうれしい）」

【乙女の愛とファンタジー賞】

デザイナー
聖乙女　レイア オアシス　さま

「黒と白のローブ」

ロスマリン「おや、これは暖かそうな上等のローブですねえ。
　白いのは、優雅でいいですね」
エリックフラム「腹の底は真っ黒なのに、白いローブを着る気
　なのか？　図々しい」
ロスマリン「ふふふ。人は目に見えるものしか見ないものですよ」
エリックフラム「……腹が黒いのは否定しないのかよ……」
ロスマリン「もちろん、黒いローブも素敵ですよね。威厳があって。
　こっちは夜のお忍び用にもいいかな。
　というわけで、両方私キープってことで」
エリックフラム「おい、それじゃペアにならないじゃないか！」
ロスマリン「おや？　私とペアルックしたかったんですか？
　それならそうと言えばいいのに。まったくエリックフラムは
　かわいいですね」
エリックフラム「違う！」

【　乙女の双天邂逅賞　】

デザイナー
聖乙女　いずみ　さま

「太陽の仮面＆月の仮面」

プリステラ「オルフェ、見てよ、素敵な仮面があるわよ！」
オルフェ「お。ホントだな」
プリステラ「太陽と月、奇跡の象徴の、双天を象っているのね。
　すばらしいわ！　ねえねえオルフェ、
　黒珊瑚と姫仮面とおそろいで、あの仮面を使ってみない？」
オルフェ「……あらぬウワサが立つぞ。
　姫仮面と黒珊瑚は恋人どうしだとか……」
プリステラ「あら、面白いじゃない☆　そのウワサをもとにして、
　つぎの絵草子を書いてよ。ね！」
オルフェ「あんたの能天気にはかなわねえな」

【　乙女の愛とはばたき賞　】

デザイナー
聖乙女 シルバー シルスティア さま

「白鳥＆黒鳥ぬいぐるみ」

バット「造形美！！」
ロビン「えっ？　増・警備？」
バット「ち、ちがうでござる〜〜
　平面の布を絶妙な形にて裁断し、縫い上げ、綿を詰め、
　かたちづくられた奇跡の立体裁縫のことでござる！」
ロビン「ごめんごめん…」
バット「心打つは、裁縫の技術のみならず！
　命あるものを、命なきものにて創り上げ、命ふきこむ、
　聖乙女さまの御手なる奇跡の技と、女神のごとき慈愛の
　御心なのでござるよ、若！」
ロビン「………バット、泣いてるの？」
バット「これが、涙せずにおられましょうかっ……」
ロビン「今日という、よき日を迎えられて、良かったね、バット」
バット「…はい、若っ」

【感謝賞】

　
〜サファイアロッド〜