ともいえます。
昔、太陰暦を使 っていた頃のヨーロッパでは、夏至の日に魔女たちが、月の力を励ます集会を 行っていたそうです。
その頃の魔女は、日本で言う巫女のような存在で、自然と交感 し、神秘の力を得て、人々の願いを聞いたりかなえたりする存在でした。
現在でも夏至の夜には、ストーンサークルなどの遺跡に人々が集まって、夜通し踊ったり騒い だりする地域が多いそうです。

太陽の力は強くなればなるほど、くっきりとした影ができるように、正邪・善悪 ・勝敗をくっきりと分けてしまいます。
でも月の光は、影を認めます。誰もが持っている、いいところも悪いところも認め て、あいまいはあいまいなまま、やさしく包み込みます。それが魔女の本質な のかもしれない、とわたしは思います。

ダ イナのアイテムに魔女関連のものが多い理由が、わかるような気がします。
そこ で、魔女っぽいアイテムを身につけてくることを、夏至祭に参加する条件にし ました。

夏至祭でお手伝いをお 願いしたのは、降臨して間もない水無月真紀さん、お一人です。同じ名字のよ しみで、ダイナでは妹になっていただいています。姉に似ず、とてもしっかり した妹です。
それ以 上に、前々から「夏至祭に参加する予定ですよ」と言ってくださった、たくさ んの聖乙女様たちも
「この 方々が来て下さるならば、わたしは何もしなくてもいいかも」と思えるほど、 頼りになる方ばかりでしたので、あえてスタッフを増やすことは考えませんで した。
魔女の アイテムを身につけた聖乙女が集まれば、それだけで素晴らしいことが起こりそうな気がしていました。
そして 実際、その通りでした。

後 日、「あの時間、自分も参加したつもりで夏至祭のことを考えていました」と 言ってくださった複数の聖乙女様と、スペシャルゲストの２名様を加えると、 総勢30名を超える聖乙女様の力が集まりました。
スペシ ャルゲストとは、ダイナスタッフの、スタッフ１さ んと、タマオさんです！

夏 至祭は、この参加者全員で作り上げたイベントでした。
例えば 掲示板での開催場所の告知が遅れていたので、スタートの30分以上前から、集 合場所を確認したり案内役に立ってくださった聖乙女様たちがいてくださいま した。
お祭り の間もずっと、うまく気を配れないわたしを、たくさんの聖乙女様たちがフォ ローしてくださいました。
おかげ さまで、わたしも参加者のような気分で、ずっと楽しんで過ごすことができま した。

22時30分、予定通りスタート。
最初 に、夏至と魔女について、お話をさせていただきました。
途中、 スタッフ１さんがいらしていたので、話を終えてから記念撮影をしました（上 の写真）。

そ れからちょっとしたゲームで遊びました。思ったより難しいゲームだったかも しれません。
一生懸 命に参加してくださった聖乙女様たちに感謝しています。
ちょう どゲームが一段落ついた時に、タマオさんがいらっしゃいました。ダイナステ ィアがもうすぐ２周年になることをお話くださいま した。
それをきっかけに、みんなで初降 臨直後のことや、初めて会話した相手のことなどを思い出し合って、おしゃべりしました。

タ マオさんが帰られた後、月を励ましダイナの繁栄を祈るために、みんなでゲートの上に聖乙女陣を作りました（これは妹水無月のアイディアでした）。
わたし は頂点に立っていただけで、いちばん楽をさせていただきました。
聖乙女 様たちの素晴らしい連携プレーで、見事な★ 型ができた時は、ほんとうに感激しました。
きっと 祈りのパワーが100倍くらいに上がったに違いありません。

２ 枚目の写真は、聖乙女パワーが上がり始めた時の写真です。白いオーラが見え ています！（嘘です、写真を加工しました。ごめんなさい）。

そ の後、13ヶ月の暦に詳しいお友達聖乙女様に、基本のところをお話いただきま した。

最後は、ダンス タイムでハジケました。
ゲート を囲むように外側にぐるりと立ち、一人ずつ真ん中に出て、ダンスのパフォー マンスをするのです。
そのあ いだ、周囲の聖乙女は、はやしたてたり、ファッションを褒めたり、パフォー マンスを楽しんだり、けっこう忙しいのですが、気分はだんだんノリ ノリになっていきました。
みんな の手拍子や口笛や、足を踏みならす音・イケてる音楽・歓声が、その時のわた しには聞こえていました。

こ うして奇跡の夜、夏至祭は無事に終了しました。

ご 参加・ご協力・ご声援くださった、たくさんの聖乙女様たちに、心からのお礼 を申し上げます。