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                パライバ「おおおおおおお、なーんてかわいらしいんだろう。 
 とても聖乙女作成とは思えない。 
 ふくふくのほっぺ! 思わずほおずりしたくなる!」 
                 (※注 彼はダイナスティアでは超変わり者の女嫌いです。 
                  これはこれでもほめ言葉なのです。) 
                 うっわーい! これ、もらって帰っていいですか?」 
                (ぎくぎくぎくっ)※どこかで誰かが悪寒を感じたようです。 
                パライバ「きみは今日から、ボクの家族さ☆ 
                 いつでも、ずぅっといっしょだよ〜 
                寝るときは当然、ボクの隣☆ 
 同じベッド、同じおふとんでね! 
                 んんんんんーーーー、  ひとり暮らしが一転、バラ色になりそう〜〜〜」 
                ひらりっ。 
 それは一瞬のできごとでした。 
                パライバ「なになにっ?????  ああああああー僕の愛しい人形がっ」 
                屋根の上には、月を背にした黒い影。 
                黒珊瑚「ははは、この人形はいただいたー」 
                バサバサバサッ! 
                パライバ「え? 黒珊瑚?」 
                その名が呼ばれたとき、すでに屋根上の影はなく。 
パライバ「なんでなんで? 彼は義賊じゃなかった? 
                 善良なボクから人形を奪うなんてっ。酷い酷い酷い〜」 
                こうして無事人形は、魔の手?から逃れたのでした。 
                
                 
                
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